シラバス「法学Ⅰ(ワークルール)」
【授業科目名】法学Ⅰ(ワークルール)
【配当学年】1年
【開講学期】前期 月曜5〜6時限目(全15回)全学科対象
【開講学期】後期 金曜1〜2時限目(全15回)※ 看護学部のみ
【単位数】2単位
【単位区分】選択
【担当教員】大石玄(おおいし・げん)
【授業の目標】社会において法律が果たしている役割を知る
【学生の到達目標】様々なトラブルに直面したときに,法律を活用して問題解決を図れるようになる
【授業計画】
- ★☆★ ワークルールを学んで,かしこく働こう ★☆★
- かつて日本では自営業を営む人や農業をして暮らす人が多くを占めていましたが,今日にあっては大部分の人が《労働者》として生計を立てています。そんな「働く人たち」を支えるものとして,法律はどのような役割を果たしているのでしょうか?
- この講義では,暮らしの中で生じる様々な紛争を法律の視点でもって解決に導けるよう,社会科学的な視野を養っていきます。
- #01 法律の学び方
- #02 就職内定をめぐる法律問題
- #03 労働条件はどのように決まるの?
- #04 賃金のルール
- #05 労働時間をめぐるトラブル
- #06 ワーク・ライフ・バランスって何?
- #07 労働条件を引き下げられたら
- #08 職場で何をするとマズいの?
- #09 職場でセクハラやいじめにあったら?
- #10 仕事をして うつ病になったら?
- #11 会社を辞めさせられそうになったら?
- #12 契約を更新しないと言われたら?
- #13 失業したら? 仕事をしながら子どもを育てるには?
- #14 労働組合の役割
- #15 まとめ
【教科書・教材参考書等】
- 道幸哲也ほか編『18歳から考えるワークルール[第3版]』(2024年、法律文化社)ISBN:9784589038821
【参考図書】
- 濱口桂一郎『若者と労働 「入社」の仕組みから解きほぐす』(中公新書ラクレ)ISBN:978-4121504654